切ないラブストーリーが見たいなら「大恋愛」はいかがでしょうか。
運命的な出会いをした北沢尚と間宮真司ですが、尚は若年性アルツハイマーを患っていました。
さわりの部分を紹介しただけでも泣けるなと思われるでしょう。
ハッキリ言って号泣しました。
私は普段、感動ものはあんまり見ないんですが戸田恵梨香さんとムロツヨシさんが主演するということで見てみることに。
そしたらこの2人の演技がめちゃくちゃ素晴らしかったんです!
ムロツヨシさん演じる真司は小説家。
初めて書いた小説がベストセラーになるが、2作目が酷評されて以来書けなくなり、引っ越し業者のアルバイトで生活しています。
戸田恵梨香さん演じる尚は婦人科医で、見合い相手の井原(松岡昌宏)と結婚間近。
尚が井原のマンションに引っ越す際に2人は出会います。
きっかけは尚が真司の小説の大ファンだったこと。
ドライで今まで情熱的な恋などしてこなかった尚ですが、真司が小説家であることは知らないまま、なぜか真司に夢中になりそんな尚に押されるように真司も尚を愛するようになります。
しかし、尚には徐々に異変が起き始め…。
あらすじを見るとよくある感動ものかと思われるかもしれませんが、戸田恵梨香さんとムロツヨシさんの演技によって心から二人を応援しちゃうんですよ。
普段は3枚目な役が多いムロツヨシさんですが、真司はセリフや行動がとにかくイケメン!
尚も気取った美人ではなく真司の言動に大口開けて爆笑する女性で、真司といると楽しい!という表情が可愛くてお互いを思いやる2人がステキなんです。
この2人の幸せな生活をずっと見ていたい、そんな気持ちに自然となってしまいます。
でも忍び寄って来る若年性アルツハイマーの暗い影。
それでも一緒にいたいと2人は結婚するんですが、次第に妻として真司を支えることができなくなっていく尚は、ある決断をします。
ラストがまた切ないんですけど、一瞬希望の光が灯るようなシーンがあって最終回は涙が止まりませんでした。